使う物と使い方の話
今日は気になる経皮吸収の話。
化粧品や日常生活で体に使っているものの成分が皮膚を通じて体内に吸収されることを「経皮吸収」と言います。
その成分の中でも体にとって害になるものは体内に蓄積され「経皮毒」と言われたりしていますね。
私自身も昔、女性はシャンプーやヘアカラーなど化粧品が子宮に溜まるから婦人科系疾患で手術をすると臓器がシャンプーの匂いがする!とか聞いたことがありましたwww
ほんとかよ!!って感じですよね。
なのでその辺の事を詳しく調べて見ました。
ネットで経皮吸収や経皮毒で検索すると体の場所によって吸収率が変わるというデータがたくさん出てくるので是非見てみてください。
女性も男性もデリケートゾーンが一番、経皮吸収します。
なんとなく最近になって耳にすることが増えてきて下着や保湿クリームやシャンプーやら気にはしていました。
先日シャンプーしていた時に湯シャンに切り替えている人も多いけど、そもそもどうなんだろうかと、ふと感じたんです。
皮膚は表皮・真皮・皮下組織と何層もの構造で出来ていますが、これを突破して体内に浸透させるというのはかなり細かい分子レベルでなければ不可能とされています。これは、化粧品にも言えることです。
そして体には防御機能があるので外部からの物質の侵入を阻みます。
よく聞く経皮吸収ですが、経皮吸収した成分が体内に運ばれるには血管を突破し血液に混じる必要があります。
ですがこれは現実的には考えられないことだそうです。
考えられる可能性としては、毛穴から成分が侵入して血液に入るというのはあり得ることだそう。
一般的に粘膜や肌がデリケートなところは体毛があったりしますね。
体の防御として毛量があるところはデリケートさに比例しているのかもしれません。
そう考えると頭から吸収しやすいと考えられるのも理解できますね。
ただ、日頃使用するような日用品に関してはあまり神経質になりすぎなくていいようです。
さらに頭よりもデリケートゾーンに触れるものが一番大事ということです。
そして意識するべきなのは、皮膚は体にとって良くないものは浸透していくのをブロックしてくれているということ。
ただし、このブロックする機能を正常にしておくために洗いすぎたり、薬品などでダメージを与えないことが大切。
皮膚の常在菌は天然のクリームのようなもので皮膚を保護してくれるものなのです。
なのでこの天然のクリームの機能を保つために私たちが身近でわかりやすいものでいうと、ヘアカラー剤や脱毛剤などの薬品系は間違った使い方をすると皮膚を痛めてしまいます。
そうするとブロック機能を果たせなくなる可能性があります。
意外と間違った使い方をしているものにシャンプーがあると思います。
基本的に毎日使うものですが間違った使い方をしている方が多いためにトラブルを感じやすくなるかもしれません。
シャンプーの正しい使い方はシャンプー剤を手に取り、手のひらで水やお湯で泡立ててから髪の毛につけて洗います。
恥ずかしながら私自身、割と最近になってからこの事実を知りましたwww
こうするだけで泡立ちがさらに良くなりますし、洗い流しの際に残りづらくなります。
シャンプー剤でトラブルが起きやすいという方はこの辺りも見直していただくともしかすると改善するかも??
湯シャンのみの方も今は多くなってきていますが、スタイリング剤を使っていたりカラーリングをしたり髪の毛がダメージしている場合はシャンプーやコンディショナーは使った方がいいと思います。
環境問題や水質汚染等、配慮された商品も増えてきているのでうまくチョイスして、現代にあう暮らし方ができて自分自身も楽しめるものを使いたいですね。
そして一番、経皮吸収するデリケートゾーンに触れるものこそきちんと選ぶ必要がありますね。
女性であれば、生理用品や下着などなど。
体にいいものを選ぶことで環境配慮する事にも繋がるので、いいものを選び使いましょう!!